ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 ＃２/創輝
お偉い方は、君のその反応にまた憤慨した。
「だからお前らは学校、いや地域中の人たちに馬鹿にされているんだ！恥ずかしいと思わんのか！」
うーん
だってぼくたち、馬鹿だなんて知ってたもの。
馬鹿にされてるなんてみんな、皆……知ってたもの。
「うるさい！」
って叫んだの、多分学級委員長。
いつもクールな彼女が、とっても感情的になって 泣きそうな声で叫んでて
ぼくらは そのとき、初めて「馬鹿」って言われて悔しくなった。
君の事、傷つけるぼくら。
馬鹿にされるぼくら。
そんなぼくらに嫌気が差すよ。
委員長が頑張り屋だって知ってるのに、委員長を傷つけられても
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