ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 #2/創輝
ても何も言わないぼくらではいたくないよ。
君の事をもっと知りたい。 傷つけたくない。
馬鹿にされたくない。
委員長を、友達全てを傷つけさせたくない。
ねえ
こんな世界にいても、ぼくらは何にもできないよ。
「もういいよ、行こう」
いつのまにか、ぼくは君の腕を引っ張ってて
クラスの皆はぼくの意図を正確に理解して、女子は委員長を支えながら、おんなじことを始めた。
どこか
君が暑さを我慢して長袖を着続けなければならない世界ではない所へ
そんな所があるのか知らないけど
ぼくらはそこへ走り出した。
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