hoozuki/草野春心
 


  セメント塗れの蒼い平面 の
  縦縞の檻のようなカヴァー を
  剥いで、酸漿(ほおずき)の実とともに
  疲労のような、風らしき、
  映るものたちの揺らぎ
  を
  


   グループ"短詩集"
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