【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(4)/古月
 
と思ったところだったので。
この映画、「襲う側」の家族がけっこう大所帯で、普通はそれこそ4人くらいなのでビックリする。彼らには家族間の確執というか競争があり、なんか家族というよりは組織、という感じなのだが、それにも理由がある。このへんがネタバレに繋がってくるわけなんだけど。家長のオッサンは超ナイスキャラ!
展開的には辻褄の合わなそうなところとか納得の行かないところもあるんだけど、そのへんは全部勢いで押し切れる。僕の知る限り、終盤の展開でアレをやったのはこの映画だけなんじゃなかろうか。アクション映画では日常茶飯事レベルのシークエンスでも、このタイプの映画で出てくると変な脳汁が出てくるなあと興味深
[次のページ]
   グループ"第5回批評祭参加作品"
   Point(6)