【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて/香瀬
 
仕上がりは、一条さんと類似しているんだけど。一条さんは、シリアスなものに向かいやすい傾向があるのに対し、ヒダリテ君はユーモアでくる。
じゃ、二人が扱ってる主題は、全く別物なのか?というと、これも案外、ある意味で近接している。ただその表出の仕方が違うんだ。という感じをぼくは持つんですが。
抽象的な言い方で、一応?「逃げておくと」笑 一条さんは、コアな部分に、異常に(ヘンタイですから。)鋭利なナイフ突きつけてくるのに対し、ヒダリテ君は、後ろでに手をくみながら、周縁を散漫に散策する遊歩者。そんなイメージですね。
(ミドリ・レス、ヒダリテ「猥褻物陳列罪の王様」)



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