アクロバティックな午後/合耕氏の作品について/渡邉建志
 


はわくわくします。胸をふくらませる、ですよ。
おんなじぐらい跳ねるなら、ですよ。おんなじ、がいい。
おんなじぐらい跳ねるなら、をみながら、
グレート・ギャツビーの巻頭文を思い出した、これがまた素敵。

さあ 金色帽子を被るんだ それであの娘がなびくなら
あの娘のために跳んでみろ みごとに高く跳べるなら
きっとあの娘は叫ぶだろ 「金の帽子すてき 高跳びもいかすわ
恋人よ あんたはあたしのもの!」

                   ―――トマス・パーク・ダンヴィリエ

Then wear the gold hat
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   グループ"フレージストのための音楽"
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