アクロバティックな午後/合耕氏の作品について/渡邉建志
てしまうし、やっぱり恋もしてしまう。君の顔が(ホバークラフトに乗り込み カーテンの後ろから飛び立つ)神様に似ている、という異様に長い形容詞節。「似てきても」、どうなのかというと、陽気に影を踏み合っています。
何もわかってこないまま
笑顔が綺麗になる
君が触る心臓も 僕が触る心臓も
全て風に吸い込まれてしまい
もう一度砂丘に上る
砂粒が通り過ぎ 忘れられてしまいそうなときにまた思う
僕達は いつか必ず恋してしまう
なんだか、君が恋愛対象として立ち現れてきました。笑顔が綺麗なんだって。もう一度僕達は砂丘に上り(君達のう
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