とどかない光/小林レント讃5/渡邉建志
 
作品なのだ。

相変わらず何を話せばいいのか分からないのだけど。つまらないことしかいえないのを承知しつつ。

作品の構造。「河のほとりで」、「山道の風景」、「穴」、「地下」の4つの物語からなり、それが交互に組み合わさってこの火山と河の宇宙が展開される。河のほとりの歌にはじまり、しだいに歌はビートになり、叫びになり、すべてがまとまって爆発し、そしてまた河のほとりの息の長い歌に終わる。とりあえず順番どおり目次にすると以下の通り

「河のほとりで」0.序 
「山道の風景」1.天使の首 2.笑う 3.揺(yu) 4.揺(yu) 5.イキタリシンダリ 6.叢
「穴」1.穴
「地下」1.根 
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