■批評祭参加作品■「約束」haru/たもつ
haruさん「約束」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=98460
たった三行のショート・ポエムなのに、読んだ瞬間から心を捉えて離さない。
そもそもこれは詩なのか、という議論はあるのかもしれない。
映画やドラマや小説の台詞みたいだ。
けれど、この三行が台詞としてではなく、「詩としてある」、ということが
「詩」なのだと思う。
台詞はどこまで言っても台詞だ。その台詞が言葉として表出するまでには、
その経緯やシチュエーションが必ず存在する。
それは「必然性」であるわけだけれども、その「必然性」故に、「誰かの」
台詞として固定されて
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