イノセンス/漣 風華
 
どうやって生きてゆけばいい?

いつかの君が問うた

打ちのめされて
倒れそうになったとしても
張り付けられた
楔のお陰で叶わないんだ

信じるモノを失って
腐敗した世界に生まれ堕ちた
例え寓話だとしても
柔らかな眼差しが不可能を告げる

その答えはいずこにか

冬の終わりを告げる
鳥達の鳴き声が聴こえだす
私はここで独り
太陽すらも望めずに俯き続ける

どんな終わりが
そしてどんな始まりがあるのか
例え戯曲だとしても
胸に残る痛みが離れない

どうやって・・・

それは君の中の証が叫ぶものだよ
   グループ"夜明け前の鬱屈"
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