現代詩フォーラムというサイトとの出会い/北村 守通
 
ている。(しかし、今では全く交友していないのだが)
 そんなわけで卒業しても、しばらくはOBとして団の活動には参加していた。勿論、他の合唱団でも歌ったりしていた。しかし、徐々に歌に用いられている詩について想像し、世界を築いていくうちに歌によって自分が何を作っているんだろう、というひょんな疑問が自分を支配し始めてきた。楽典は理解できていない。曲を作るということも魅力がないわけではないが、むしろその曲を載せる原動力となった詩というほんの僅かな言葉の羅列の力が気になって仕方が無い。書くこと自体、嫌いではなかった。原稿用紙に描いてみるようになっていた。同じ頃、まだISDNとか無かった時代にネットを繋げて
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