行きつけの釣具屋さんで考える/北村 守通
 
渓流が解禁になって、時間を見つけては決して安くはないお賽銭を(入漁料とも言いますが)払いながら放し飼いの犬に追っかけられたりしながら、ボロボロの山道でコケにタイヤを取られて崖下に転落しそうになりながらも山に通っているのだが、未だに一匹を釣り上げることができていない。高知の渓流は難しく、やっぱり関東近郊の方が渓流釣りに関しては釣りやすかったのかなぁ、と後悔している今日この頃。一度リズムを狂わされてしまうと他のジャンルの釣りもリズム狂わされてしまって、どーも水辺に立っても釣れる気がしない。
 そんなわけで、困ったボクは行きつけの釣具屋さんに通っては愚痴やら弱音やらを聞いてもらってはカウンセリング
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