きみ (連詩) (1/2)/アンテ
 
っぱは
なにもなかったように
つぎのかぜをまっている
なにもないごご


  これっぽっちも


どれだけはなしても
あなたがだまって
はんのうしてくれないので
ばかばかしくなって
べらんだにでた
かぜにあたっているうち
とうへんぼく を
とんちんぼく と
いいまちがえたことにきづいた
それも
いちどやにどじゃなかった
まどからなかをのぞくと
あなたがむずかしいかおで
かんがえこんでいるので
ほかにもたくさん
いいまちがいをして
そのせいで
こんらんさせてしまったのだろうか
おちつかなくて
べらんだをいったりきたりしても
じぶんがいいたかっ
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