1999年 月曜日/馬野ミキ
 
くてゴメン。メンゴの気持ち、忘れない。

メンチをきる。
調子にのりかけてた弱そうな中学生をにらむ。えへっ。
快感、強い気がする。
強くなったみたい。
王様みたいでちょんぼ。
ジャングルジムのてっぺんに脚を引っ掛けて逆立ち。
煙草が落ちても気にしないねっ。
そこには青空があったよ。
おっきいおっきい雲がもくもくたくさん流れてて、
きっとアレって触るとふかふかで母さんみたいなんだ。
白目をする。
おかしくなって一人で笑っちゃったでし。
内藤蟻の軍隊蟻が俺の煙草をみんなでかついで
巣に持ち帰ろうとしてるのを発見。
こら、蟻君。やめないか。
ま、でも、いいや。


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