夢から考える「無意識の感情」/結城 森士
 
感情は、全て自分でコントロールすることが可能かもしれない。例えば何も楽しくない時に心から楽しいと思えたり、腹立たしいことをされても笑っていられるとか、或いは絶叫マシーンに乗っても全く恐怖を感じないようにするだとか。行き過ぎれば、痛みなども調節できるのかもしれない。
何故いきなりこういうことを考えたのかと言うと、さっき観た怖い夢から覚めたとき、僕は自分が感じた恐怖による硬直状態を、より強くしたり、逆に解除したりすることが出来たからだ。
この経験を通して僕が思いついたことは、恐怖は外側から形成されていくものなのではないだろうか、ということだ。
つまり、まず始めに精神が何も感じていない時に「恐怖」
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