耳鳴り/
わら
わらをも つかむかのようにして、
詩に 「生」を、すがるほど、
もう、うなだれつづけてきたんだ
そして、結局、
コトバなんて、 みつからなくなる
ゆれつづけてきたことも、
罪かもしれない。
コトバにせずに、
ひとり、のみこまなきゃならなかったのか?
たとえ、詩にさえも。
「こたえ」は、
そういうことかい?
あい って、なんだよ?
おれは、 「あい」に さまよいつづける
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