散文詩「パラダイス イン ミヤコ」/アハウ
心は
喜びで満たされ
あの海の
美しさのような
心の内奥
ねえ君
外は
風景は
色彩で溢れ
心は
喜びの
色彩で
溢れ返っているんだね
君は一言
僕に言う
「今日は特にきれいね。」
「運、僕もそう思う。」
「鳥たちがハイだわ。」
「うん、そうかな。」
彼女は僕よりも時として感覚が鋭い。しかし僕が気がつかないとき
気がつき、彼女が気がつかないとき僕が気づく。お互いが補い合う。
パートナーとしてはとてもいい関係が出来上がっていた。昔の都市
での暮らしの中でも、彼女は自然の神秘を見つけ出すのがうまく、
道端に小さな花を見
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