散文詩「パラダイス イン ミヤコ」/アハウ
イブが好きだ。再生を今日も果たした太陽。
日輪を今日もこのまなこで見詰めることができたのだ。私は今日も
私で、いつもの日々と変わりなくこの大好きな時間に車を走らせ、
風と共に過ぎていく時や空間を体験している。今日も楽園の中をは
しゃいだ気分で過ごす事のできる不思議、神秘。
光がいつにも増し
輝いている
車を走らせ
風を受け
君よ
タバコをくゆらし
無言のまま
車を走らせ
あの海まで
続く道
神秘の
あなたが
その瞳で
この島の
色彩を
その豊かな心に
焼き付けている
光が輝きを増し
あなたの心は
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