確信犯について/佐々宝砂
 
罪は拒否。あくまでも拒否。拒否もまた犯罪であるのだとすれば。しかしやりたくねーことはやりたくねーのだ。私が正しかろうと、そうでなかろうと、普通であろうとなかろうと、やりたくないことはやらんし、やりたいことはやります。


私は、自分では普通だと思っているが、あまり普通だと言われない。まあ人の考えひとそれぞれなんで、害がない限り言わせたいように言わせているけれど、私としてはかなーり普通なつもりなのである。正しいかどうかはしらんけど、普通に飯くうし、普通に歩くし、普通に恋して普通に結婚して、普通にご近所の清掃活動に参加したりしている。えらくふつーじゃん。

まあ、個人的に「私はこうでありたい
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