確信犯について/佐々宝砂
たいなー」とか「こういうのはいやだなー」とかいう理想くらいは持っている。普通という基準はこっちにおいといて、個人的な基準はそれなりに持っているとゆーわけ。
というわけでまた翻って国家のハナシである。
普通の国家って言葉、最近よう聞く。なにが普通の国家だか私はしらん。けど、台湾や韓国みたいに政治が大もめにもめるのが「普通の国家」なら、私は普通の国家でなくてよろしいと思う。なにも低い水準の「普通」にあわせることはない。「普通」より優れてるなら「普通」でなくていいじゃん。だいたいイチローとかスエツグとかあのへんの優れたスポーツ選手は、どう考えたって普通ではないが、ああいう優れた人たちが普
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