創書日和「流」 誘い涙/
半知半能
気付けば隣に居る誰かと
手を温め合え
たら
そのためにこの両手があるのだと
信じ
でも孤独
でも
一粒でも涙
一粒でも流れ
一粒でも川で
一粒でも至る先は海
一粒でもまた空に上る
一粒でも大切な真実
気付いてもらえたというよりは
伝えるのを待っていたという
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