金魚の時間(三日目)祭り/愛心
「すいません
コイツ俺のなんでさいならっ!」
私は手を引かれ
更衣室に放り込まれました
「着替えたらすぐ帰るぞっ」
「え?あっ・・・うん」
私は急いで着替えると
水着を持って外に出ました
夢月はもう着替えて外に出ていました
夢月は私を見ると笑って言いました
「帰ろうか・・・なっ?」
私はコクリとうなずくと隣を歩きました
家に着く頃には雨は止み
もう夕方でした
私は浴衣を着ると夢月に言いました
「お祭り・・・行かない?」
「祭りか!おしっ行くか!」
夢月は私に用意をするよう言うと
黒地に竜が書かれたじんべえを着てきました
私は巾着を持って下駄を履く
[次のページ]
[グループ]
戻る 編 削 Point(2)