文学史的演説/ダーザイン
 
文学芸術というもっと広い範囲で考えてみると、漫画やアニメというジャンルの新興に著しいものがあり「新世紀エヴァンゲリオン」以来エンターテイメントとしても現代性の探求に於いても文学の先を行ってしまった。「serial experiments lain」や「TEXHNOLYZE」以上に先鋭で、且つエンターテイメントとしても楽しめる文学作品が上記に上げた作品の成立年代以前に以降にどれだけ在ったかを考えていただきたい。文学が現在も時代精神をになっているジャンルであるのかどうか。こういうことを書き続けると、では音楽も映像もない文学というジャンルはもう最初から負けでダメだと言っているのかというと、そういう話では
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