文学史的演説/ダーザイン
が論じられていることか。惰性というべきか、無視することの快感というべきか、そういう時代に入っていることを、それが駄目だというだけでなく、まず認めないといけないと思うんです。だから、今日はそこへむかって届く言葉でしゃべりたい。論理のレベルを保ったままで。その場所から詩の歴史とは何かを語っていかないと、詩について論じるということが断絶したままになると思うんです。この時代に詩を論じるメディアや詩論を書く人間は、そのことをよく考えなくちゃいけない。」
(これは2001年6月の発言)
以下、ダーザイン。
佐々木幹郎さんの話は、こちらではエヴァンゲリオンやlainの話をしているのに、佐々
[次のページ]
戻る 編 削 Point(9)