山田せばすちゃんショウ その3/山田せばすちゃん
で終わってしまい、次の世代に持ち越されることは、ネットというツールの構造上きわめて難しい事態だったりするのだ。
後からネットに参加した連中に例えば俺たちは詩のこんな問題についてこんな議論をしていたのだよ、と指し示す事が、いや、それを持って自らを斯界の権威としてでっち上げようなんて気はさらさらないけれども、そういうことができれば、ネット上の詩は相変わらずぐるぐるぐる回り続けているように見えながらも、その実螺旋階段を上るようにゆっくりと進歩して行ってくれたりするのではないかなあ、などというのはやはり俺の夢想でしかないのか?
それでも詩作品をストックしよう、アーカイブを作ろうという動きは詩人ギルド、
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