レレレのレ所感 1/いとう
 
論のひとつに過ぎず、一般には「橋本文法」と呼ばれてます。
橋本文法の特徴は、構文、あるいは文節を主体に“国語”を捉えていくものです。ひとつの文法体系として名のあるものでだからこそ教育の場にも採用されていますが、もちろん万能ではありません。橋本文法の欠点、矛盾についていろいろな人が述べています。
有名な例としては、「象は鼻が長い」、または喫茶店などで耳にする「僕はコーヒー」といった例文。こういうのは、橋本文法ではきちんと捉えきることができません。

「橋本文法」と双璧を為す文法論としては「時枝文法」が挙げられます。時枝、山田、渡辺といったグループがあったのかな? んー。勉強してたのはもう20
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