続々レレレのレッ!/佐々宝砂
とっているが、ひらがなで書いたときにはこの法則が意識されない。そのうち「ら付き」というものがでてきて、「動詞の未然形+受身助動詞られる」が受身で「動詞の仮定形+可能助動詞れる」が可能ということになってしまうかもしれない。つまり、「られる」がついたらすべてが受身、「れる」がついたらきっぱり可能! もはや混乱はない!
焼く(活用なし)
焼けれる(可能)
焼かられる(受身)
ということになってしまう、かもしれないのだー! ひー!
今は「焼かられる」と言われてもきもちわるいのを通り越して「そんなのねーよー」なのだが、未来はわからん。数十年後の私は焼き場で「焼かられる」かもしれない
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)