突発即興詩会第2ラウンドログ(10/07/2006)/遊羽
 

ジャックが先端で、わたしは帰って
いく住人を見つめ、少し起き上がると
水星が破壊され、住人はわたしの
頭部から太陽が、わたしを焼いている
のを見ている、その隙にわたしは
足を振り上げ、いや手なのかこれは
どっちが足なんだ、いやそもそも
わたしは見下げて、見上げている
のかわたしは、あまりにでかくなった
鉄の巨体を、眺めているわたしを
攻撃するために、光線銃が渡され
わたしは撃ったのだ、何の迷いもなく
何の違和感もなく、イカは跳ね上がり
夕闇に消えていった、体中にメタリカを
スループットしながら、墨を吐きながら
夜を迎え入れながら、わたしは部屋を掃除した。


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