ひきこもりについて/ken
 
。親は歳をとってゆくし、収入も減ってゆく、本来なら、ひきこもっている自分の子どもが働いて少しでも家計を助けてくれると思っていた。ところが、自分の子どもは、ひきこもったきり部屋から出てこない。そして、その自分の子どもは、全て親のせいだという。そんなことを言われたって、一生懸命生きてきて、子どもを養ってきたじゃないか。一生懸命働いて、子ども部屋のある家を建てたじゃないか。それなのに、なぜこんな目にあわなければならないのか、親のほうがひきこもりたい気分だろう。親の教育が悪いと世間では言う。しかし、何が悪かったのか、どこが悪かったのか、今となっては全て結果論で議論が始まっている。
 即ち、子どもがひきこ
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