彼女は死んだ/たたたろろろろ
ではない。こいつが殺したに違いない」などといったものではなく、単に「面白くなってきたぞ」的なものである。俺はなんだかこの警官とまともに話をするのが急に嫌になる。
「ああ、のぉ、私情のもつれとかあったんじゃないのか?結構いい女だったろ唯ちゃん」
「ええ、いい女でしたよ(唯ちゃんって!)」
「未練とかあったんじゃないの?」
「そりゃまぁ」
「はは、正直なのはいいことだ」
「はは、そうですよね。正直者なんですたまにバカを見るんです」
「で、まあこっちもぶっちゃけちゃうとさぁ、別に警察としては君に話なんか聞かなくても良い訳よ。状況から見て、唯ちゃんは自殺で決まりなんだしでもまぁ慣例として?で
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