死ぬまでにしたい10のこと/朽木 裕
の出版物にかかった費用をまだ借金しているのが現状。とても現実的でない。けれどお金を返済して、また貯めて。その間にも沢山作品は生まれるわけだし、私は死を見つめて言葉を紡いでいけばいい。そして死を見る目を確かにして、それを本という形式で世に出したい。そして残したいと強く願う。
本という形でなくても表現は出来るわけで。発信も出来るわけで。けれど私が本の出版に拘るのは本を、愛しているから。自分の本が世に出るという、あの喜びを一度知ったらもう戻ることなど出来ないのだ。戻るつもりも更々ないのだが。
9.芥川龍之介の著書を洩れなくすべて読了する。
芥川龍之介氏は、私の最も愛する人。故人
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