エンジェル・エコー/モーヌ。
 
機物の スクリーン

透析 された ところ どころへ 投影を

こぼれて いった ところ どころへ 捜索を

生命を ふしぎに 波うつ ナンセンスな 砂丘や 稜を

とどろく 飛沫に 読み ほどいて ゆく 花冠の ことばたちが

もぐように 語り 荒れるように 謡い

こもった 空に ふりまかれ

航空といい 空間といい 足跡を 消し ながら

点点と それは 伸び ながら...

打ち あがった 青の カウベルを 鳴らして いった

( ...ここは 地図にない 地図の地... 風街何番地 ? )





さかまいて ゆく 風紋の メタモルフ
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