2つの景色/
※
湯気の向こう側みたいな
ハッキリしない
景色―――――。
2つの景色が広がる世界で
いつもの日々を すごしている
大人は汚い面を こっそりと行い
子供は それを覗きながら 育ってゆく
境目など あるわけがない
柵なんて
誰にでも乗り越えられる
夜 ひつじを数えただろう?
ひつじが一匹 ひつじが二匹・・・
全部飛び越えれば
みんなで自由になれるのかい
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