小熊秀雄に学ぶ その1 /降旗 りの
いつらのところには
もう美しいものが
集まっていかないだろう
さあ、元気を出して
うたうのだ
呟いてはいけない
口の開けたてを正確にして
生活の歌をうたうのだ
(旧ひらがな使いだけ現在のものに変換)
もうこれ以上は言わない。
わかるひとにだけわかってもらえばいい。
ここに書かれている7行目
そして8行目
ああ、なんということ!!(劇画調)
実は、昨日、熱く熱く語ってしまったのだ。詩論なのか現代の詩人論なのかを。
それは、涙をも伴い、悲しみも伴い、怒りをも伴い、私の丸一日の思考を占領し、けれどある意味劇的な信頼の修復という希望と光に満ちて終わったのだ
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