小熊秀雄に学ぶ その1 /降旗 りの
 
のだけれど(少し誇張気味??)、この詩を読んだとたん、私は恥ずかしくなってしまった。昨日の論争に似たもの(その発端となった論文も含めて)はこの詩の中に凝縮されているような気がして。(註:今私はこの詩をこの詩本来の背景からではなく、読んでいます)
私たち皆、アフロどころか、ちょんまげだよなあ。過去の詩人たちからしてみたらね。
(小熊秀雄がこれを書いたのはおそらく昭和12年頃だと思う。)

長谷川龍生の声が聞こえる。
「なぁにをそんなわかりきったことを書いてるんですか。今は、もう2006年なんですよ!」

ま、それはともかくとして(へこたれない。人間というものは学べるもの。成長するもの。
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