批評とは何か(ツギハギ)/ポロリ
 
おける詩の社会的価値は向上しないものと思われる。
 私はこの状況を歓迎しない。そして、この限界を打破する必要があり、それは一般世界を詩の世界に引き込むもしくはその調和点を模索することにあると思うのだが、それは「優位的評者」の語る評を持ってしてはなせず、説得的な「評」自体がその効果を生み出すと考えるのである。

 詩の価値を客観的に見抜くことが、評者の能力であり、その優劣は、ある資格があるかどうかで決定するという一般的な考えがある。
 その資格とは、(1)文学的感受性の高さ(2)読解力の高さ(3)読書経験の豊富さ(4)公平性、である。
 しかし、今日では、これら全ては虚構に満ちていることは
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