批評とは何か(ツギハギ)/ポロリ
ゆくことを前提に話を進める。
前述したように、詩の本質と価値は、テクストの空白・余白・比喩・反復・逸脱・不連続・矛盾・両義性(すなわちレトリック)にある。
これらを除いた、価値を詩に見ようとするならば、別に詩でなくてもよいのである。むしろ意味内容のはっきりわかる論文等が望ましいのである。その意味で、私の前稿「?詩の領域における世界観」は間違っている。
だが、また逆に、詩に詩の本質的価値を除いた価値を見出しても悪いわけではない。
望むべきは、両価値が相乗効果的に詩に現れていることであろう。
そのような観点から、今後、詩を見てゆきたいと思う。
5 評論・評者についての再考
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