オタク扱いされるのが嫌いな僕がメイド喫茶に行った話し/海月
 
い・・」
(なんだろう、この滑稽なやり取りは・・)
「あの〜〜」
「なんですか、ご主人様」
「いや別に・・」
「ご主人様は具合でも悪いのですか?」
「?」
「他のご主人様は何かお話になるのに、ご主人様は何も話しません。
 少し悲しいです。」
「あ、ごめんなさい。何の話でもいいの?」
「そうですよ。ご主人様。」
「そうだな・・・ガンダムの事でもいいの?」
「あっ、はい」
「ガンダムSEEDは良かったよね。それにくらべて・・・・・・・・・」(以下省略)
「はい、そうですね。」

適当に相槌を打ちつつ聴いてくれるのが妙に良い感じだった。
そろそろ何か注文した方がいいのか
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