九鬼周造著『日本詩の押韻』再読/狸亭
津坂治男「詩の“かおり”(八木重吉)」
山口暎子「八木重吉の人と作品」
梅本健三「未生の花、吉田一穂と韻」
鏡たね「吉田一穂“詩は垂直に来る”」
山口暎子「伊東静雄の口語体詩」
1993年10月 8号
梅本健三「現代語リズムと厳密定型」
これらの論考を支えとして会員たちは実作に励んで来ました。「『中庭』の諸作品に象嵌されている押韻にも、正直申しまして、なかなかしっくりわたしの耳になじんでまいりませぬ。」とのご指摘には、いかんとも応えようがありませんが、それはひとえに歴史の浅さとでも弁明せざるを得ません。九鬼周造も『日本詩の
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