清らかさと性について/渡邉建志
きで仕方のない人がいます。素敵で、誰の目からも素敵なんだろうな、と思ったりします。でも案外そうではなかったりするものなんですね。僕が大好きなAさんのことを、僕の大好きなBさんが苦手だということは、ありうることだと言うことです。それが、僕のこの世の七不思議のひとつです。
それでもやはり、「誰からも好かれてしまう」タイプの人はいて、嫌われると大いにへこむ僕なんかは、いいな、うまく世間を渡れて、と思うのですが、たぶん本人は本人で、僕なんかには見えないいろいろな苦しみがあるのだろうと思います。
好きで好きで仕方がない人たちが僕にはいて、some of themは僕から永遠に
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