ホントの友達 第2話/★優輝
といいね」
「うん。 おやすみ。」 ふぅ。
やっぱり急にきいても無理か。
なんかさ、ひさしぶりだね、こうやって優輝くんと話すの
こういったときの彼女の声がさみしげだった。
おれになにか関係があるのだろうか? 俺の考えすぎだろうか
でも、ほんとうにそうだとしたら、俺にいわなかったのもつじつまがあうんじゃないか?
それに裕也がいったこともきになる。 あいつは彩菜とおなじ塾だった。
おれは、違う塾だったから、裕也と彩菜がどういう関係なのかも、
あまりくわしくはしらなかった。 でも裕也には、他の学校に彼女がいるから、
俺が心配しているようなことはないだろ
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