沈黙と怒り/小林レント讃4/渡邉建志
トノカゲ(戦闘) http://www.rondz.com/poem/poet/11/pslg10301.html#10301 ←必ず、まず読んできてください
歌=音楽を放棄した形について前に「寒い真空の下」の感想に書いた。再掲しておく。
{引用=
詩の最後の方に、ついに詩の形が崩れるのだが、もはや詩と呼べるのかわからない世界へと跳び始めている。無調の世界に音楽が飛んだように。しかし、それにもかかわらず(そう、彼があれほどまでに維持していた「歌」(音楽)を放棄したにも関わらず)、なにか、つよいものが伝わってくる。これが、たぶん「コイビトノカゲ(戦闘)」で爆発する系譜だ。詩と呼べそうで
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