霧の様な死あるいはナルシシズムについて/立原道造を読む/渡邉建志
よって女性を描くのである。ちょっと、これはたまらなくキますね。どうしようどうしよう、と思います。女の子のどこがすきかというような話を男の子たちは一生懸命するわけですが、におい、と答える人は、ちょっとマニアックなんではないかと思われよう。しかし、僕はにおいだなあ、と思うのであって、、いや、僕のことなんてどうでもいいではないか。
■詩集「優しき歌 二」http://www.aozora.gr.jp/cards/000011/card899.html 一 爽やかな五月に(部分)
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はじめての薔薇が ひらくやうに
泣きやめた おまへの頬に 笑ひがうかんだとて
私の心を どこにおか
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