アクロバティックな午後/合耕氏の作品について/渡邉建志
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狐つきというよりむしろかわいい狐が目に浮かぶ詩です。百科事典みたいにいろいろ出てきます。いちいち萌えます。冒頭からすごいです。
長縄跳びの長い紐で 電車の窓から誘う
あれは狐つき
長縄跳びの長い紐というツールは中学校以来ひょっとすれば小学校以来ながらく見てないもので、そういう懐かしのツールを具体的に一つ選んで提出してくるという意外性の萌えパターンというのがあります。さらに曖昧性の問題として、「電車の窓から誘う」なのですが、まったく論理的になってなくて、どうやって長い紐で誘えるのか、そもそも電車は動いているのにどうやって
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