アクロバティックな午後/合耕氏の作品について/渡邉建志
うことは、解釈を含んでしまうんじゃないだろうか。いろいろつかみがたい絵が浮かんでくる。
引用部は比較的イメージが固定しやすくかつユニークだと思った。この作者にはこの二つの特徴があるんだと思う。つまり、錯綜したとらえがたいいろいろなイメージがわいてくる場面と、非常にユニークでありえないけれど確固として固定できるイメージと。私は後者が好きなのだけれど、最近前者の特徴も好きになってきた。現代詩フォーラムの投票の行き方を見ていると、前者を愛する人が多いみたいだ。後者の決定打みたいにおもえる「狐つき」があんまり票を得ていないのだもの。
■狐つき http://po-m.com/forum
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