つれづれ4/いとう
 
書いていると、足下を掬われる。
世の中には他人の足下を掬うことに意義を感じる人もいて、
そういう人に粘着気味に張り付かれると
怖くて何も言えない。何もできない。
などと言っていてもしょうがないのでやりたいことはやる。
ストレスは溜まる。
今年できた円形脱毛は、半年以上経ってもまだ治らない。
安定剤もときどき服用する。

などと愚痴をこぼしてもしょうがない。
それが愚痴に値するかどうかもわからない。
その印象はナーバスな自分がナーバスなゆえに感じるものかもしれない。
相手はまったくそんなつもりがなかったり、
そのスタンスが相手のスタンダードなのかもしれない。
そしてその愚
[次のページ]
戻る   Point(8)