異常な時代に対する最終弁明 ?または、直観の疾走者/岡部淳太郎
 
り前の感覚で、わかりきったこと、誰もが承知のことという感覚でした。いわば至極当然の大前提として、書いてしまったことなのです(だからこそ、反論された時に不意打ちを食らったような感じがしたのですが)。ただ、あのような言い方、または定義づけをしたことは、少しばかり安易で不用意なことであったかもしれません。しかし、自分としてはどうしても現代を異常な時代であると認識しなければ済まないような感じがあります。その気持ちの裏には、散文「詩人の罪」(http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=34212)や「駈けていった」(http://po-m.com/forum/showdoc.
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