「書評」紛争の心理学:融合の炎のワーク A・ミンデル著/こん
 
それがプロセス指向心理学の目指すところであり、特徴だといえる」
             
「反差別主義が解決にならないのは、力の差異に目をつぶり、形だけの平等を口にする
 ことによって、しばしば自覚に向う過程を押しとどめる装置として機能するからだ」
             
「どんな困難な状況にあっても、逃げ出さない。自覚を保ちながら、その場にいつづける。必要なら休みを取り、自己の内面をチェックしながら炎が燃え尽き、錬金の技が成就するまで座りつづける。「炎の中に座る(Sitting in the Fire)」という本書の原題はそのことを端的に表現している」

---(日本語版読者
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