「書評」紛争の心理学:融合の炎のワーク A・ミンデル著/こん
ュラーなようですが、特にPOPでは分析・解釈せず「場」の微細な雰囲気、流れ、を重視します。プロセス指向心理学はユング心理学やネイティブアメリカン、タオイズム、禅から発展したものらしいですから日本人には親和性のある考えかもしれません。(ただむしろ、日本人は「場」を乱さないようにという意識が抑圧となって意見を言えない方が主流派になりがちだとは思います。そのような「場」では意見を言う事自体が非主流派になってしまう)
著者はエイミー夫人と共にインド、イスラエル、北アイルランドといった紛争地域に自ら赴き、人種差別、民族対立、階級などをテーマに、対立のエネルギーを融合のエネルギーに変える炎のワーク・・・
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