「書評」紛争の心理学:融合の炎のワーク A・ミンデル著/こん
程を見ることができたならば、世界の諸問題に対して新しい解決策が現れるかもしれない」(147P)
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この「紛争の心理学」の著者、アーノルド・ミンデルは大学院で量子論を学び理論物理学者としてスタートしながらも、ユング心理学に出会い臨床心理学に転向、プロセス指向心理学(POP)を創始した人です。
プロセス指向心理学の大切な前提は、「過程はそれ自体、知恵を内包している」ということです。プロセスを重視すること自体は他の心理学でもポピュラ
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